アンチインデックスなブログ

インデックスファンドに対しての批判的な記事を書いていきます

カン・チュンドさんはピクテに謝罪すべき

マイブログからの転載

これはひどいという記事を見つけました。

https://toshin-clinic.com/blog/20200825-7362

toshin-clinic.com

どこがひどいかというと、投資をしていないファンドにも信託報酬を払っていると言いたいみたいですが、組み入れ比率0.00%だから投資をしていないのに「投資をしている」と誤解を招く表記を使って、読者を煽っています。普通に投資をしていないファンドにも信託報酬を払っていると指摘をするだけで良いのに。

次に「投資をしていないファンドにも信託報酬を払っている」でも素人レベルの判断はひどすぎです。まず騒いでいる点は「ショートタームMMF EUR」のクラスI投資証券:<span style="color:#ff0000;">純資産総額の年率0.3%(上限)</span>、クラスP投資証券、クラスPdy証券:<span style="color:#ff0000;">純資産総額の年率0.45%(上限)</span>の信託報酬を騒いでいますが、一言<span style="font-size:large;">上限</span>の意味わかりますか?上限だから必ずこれだけ払うわけではないです。だから上限と記載して、あくまで目安として最大年率と最大を使っています。

信託報酬も本人は全然わかっていなくて、こちらも解読に時間がかかりました。まず<span style="color:#ff0000;">【運用管理費用】は0.6%程度で済む</span>っておい!<strong>委託会社(ピクテ)、販売会社(証券会社)、受託会社(信託銀行)の取り分が入っていないだろ(怒)</strong>。3つ合わせて1.1%。税込み1.21%(消費税10%だから、0.11%追加)、これに運用管理費用0.6%追加したら税込み1.81%(正式には1.816%で、小数点第3位は切り捨てです)と「ショートタームMMF EUR」の信託報酬が全然含まれていない結果になりました。

ちなみにショートタームMMF EURに信託報酬を払う場合は、ショートタームMMF EURにも投資をした場合で、その分グローバル・ユーティリティーズ・エクイティ・ファンドへの投資額が減りますから、運用管理費用は総額では0.6%を切ることになります。

ということでピクテは全然インチキをしていませんでした。ピクテに対しての誤解を招く記事を書いたカン・チュンドさんは早くピクテに謝罪してください。