アンチインデックスなブログ

インデックスファンドに対しての批判的な記事を書いていきます

ぼったくりって小学生レベルの煽り

よくインデックス原理主義者が、アクティブファンドがぼったくりだと批判しますが、ぼったくりと批判するのが小学生レベルで呆れてしまいます。ぼったくりの条件を理解してから、騒いで欲しいです。

 

ぼったくりと批判する理由

 

インデックス原理主義者がぼったくりと騒ぐ理由は、アクティブファンドの信託報酬がインデックスファンドを上回っているからです。信託報酬の差額が1%を上回る額だから、ぼったくりと騒いでいます。ここで1%ぐらいでぼったくりと騒ぐ商品が日本のどこにあるでしょうか?投資信託だけです。確かに1%でも金額が大きければぼったくりと思える金額になります。しかし不動産で1%高いだけでぼったくりと騒ぐでしょうか?住宅ローンで1%金利が高いくらいで、ぼったくりとその銀行が批判されるでしょうか?つまりぼったくりと批判する事態が異常です。

 

ぼったくりか?は利益率で判断

 

ぼったくりは、定価を大幅に上回る価格で販売するから、ぼったくりと批判するわけで、いくら高くてもそれが定価ならぼったくりにはならないです。あるお店が処分価格で商品を販売していて、それと比較して、同じ商品を定価で販売しているところを、ぼったくりと批判するのはお門違いです。

 

販売価格は原価に利益を上乗せして決めます。ここで同じ商品なら利益率が高い方がぼったくりになりますが、利益率1%程度でぼったくりは大げさで、ただ単に基地外が営業妨害で騒いでるに過ぎません。しかし、1%でも30年なら30%も差がつくから、ぼったくりになると反論されてしまいます。

 

運用経費を考えよう

 

30%も差がつくからぼったくりですが、長期で保有すればその分経費が増えるわけで、経費までぼったくりの対象になるのは、あまりにも経済オンチがひどすぎると思えてきます。この場合ぼったくりではなく不利になるとそう騒げばいいだけです。ぼったくりの方がより悪く思えますから、インデックス原理主義者たちがそう騒ぐだけです。1%の差も利益どころか人件費とかの経費で消えるなら、なおさらぼったくりと騒ぐのはおかしいことになります。

 

実はインデックスファンドの方がぼったくり

 

ファンドは、ファンドを運用する経費が必要になってきます。信託報酬が高くても、その分経費が掛かっていれば、薄利の商売でぼったくりには該当しません。それでぼったくりの判断基準として、ファンド1銘柄ごとにどれだけ儲かっているかで判断すべきです。

 

例えば総資産2000億円のインデックスファンドAと総資産100億円のアクティブファンドBで、Aが信託報酬0.1%でBが信託報酬2%とします。どちらも信託報酬で2億円受け取ります。しかしAはBと比較したらぼったくりファンドです。何故なら、Aの方がBより運用経費が低いからです。インデックスファンドはアクティブファンドと違い、調査部とか必要ないから、その分経費を安く抑えられます。信託報酬が安いと喜んでいても、実際には余計にお金を取られているという、笑えない話になります。

 

インデック投資家は機関投資家たちのカモ

 

余計にお金を取られた分は、機関投資家側の信託報酬を下げるために使われていて、個人投資家は取られ損です。ただこれはあくまでも憶測なので、実際はどうかわかりませんが、とりあえずぼったくり批判は間違いということで、この記事は終わりにします。